オルカン主要銘柄Microsoftとは?Windowsからクラウド・AI企業へ成長した50年を解説

オルカン基本

オルカンこと「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を保有している人は、世界中の企業へまとめて投資しています。今回紹介するのは、私たちが仕事や日常生活でも頻繁に利用しているMicrosoftです。

Microsoftと聞けば、Windows、Word、Excel、PowerPointなどを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし現在のMicrosoftは、単なるパソコン用ソフトウェア会社ではありません。

世界最大級のクラウドサービスAzure、Microsoft 365、Teams、GitHub、LinkedIn、Xbox、そしてCopilotを中心としたAIサービスまで抱える巨大なテクノロジー企業へ成長しています。

2026年9月30日時点のMSCI ACWIでは、Microsoftの構成比は3.52%で第3位です。NVIDIAが5.11%、Appleが4.76%、Microsoftが3.52%となっており、Amazonの2.35%を上回っています。つまりオルカンを100万円保有している場合、指数構成比を単純に当てはめれば約3万5,200円分がMicrosoftに相当するイメージになります。

S&P500でもMicrosoftは最大級の構成銘柄の一つです。オルカンやS&P500を保有している人なら、Microsoft株を個別に購入していなくても、すでにMicrosoftの成長に投資していることになります。

そしてMicrosoftも、最初から現在のような巨大企業だったわけではありません。

1975年に小さなソフトウェア会社として始まり、MS-DOS、Windows、Officeによって世界有数の企業へ成長しました。その後インターネットやスマートフォンの時代では苦戦しましたが、クラウドへ大きく舵を切ることで復活。現在ではAI時代の中心企業の一つになっています。

Microsoftは1975年に小さなソフトウェア会社として始まった

Microsoftは1975年、Bill GatesとPaul Allenによって設立されました。

現在では年間3,000億ドルを超える売上を持つ巨大企業ですが、始まりはパソコンそのものを製造する会社ではありませんでした。Microsoftが注目したのはソフトウェアです。

当時はパーソナルコンピュータそのものがまだ普及し始めたばかりでした。Microsoftはさまざまなコンピュータ上で利用できるプログラミング言語などを開発し、コンピュータメーカーへ提供していきます。

その後1981年、Microsoftにとって非常に大きな転機が訪れます。

IBMが発売したIBM PCに、Microsoftの16ビットOSであるMS-DOS 1.0が採用されたのです。Microsoft公式の沿革でも、1981年8月12日にIBMからMS-DOS 1.0採用PCが発表されたことが大きな節目として記録されています。

ここからMicrosoftの巨大化が始まります。

MS-DOSとWindowsで世界中のパソコンへ入り込んだ

Microsoftの戦略で非常に強かったのが、自分たちだけでパソコンを作るのではなく、世界中のパソコンメーカーへソフトウェアを提供したことです。

IBM PCの成功後、IBM PCと互換性を持つパソコンがさまざまなメーカーから登場しました。そしてそのパソコンでもMicrosoftのOSが使われていきます。

Microsoft自身が100台のパソコンを売る必要はありません。世界中のメーカーが100万台、1,000万台とパソコンを販売し、そこへMicrosoftのソフトウェアが搭載されれば、Microsoftも成長できます。

その後MicrosoftはWindowsを展開します。1985年にはWindowsの最初の製品版が登場し、1990年にはWindows 3.0、1995年にはWindows 95が発売されました。

特にWindows 95の時代になると、パソコンは企業だけでなく一般家庭へ急速に普及していきます。

Microsoftは、そのパソコン市場の成長そのものから大きな恩恵を受ける企業になりました。

Officeが「仕事の標準」になった

Microsoftをさらに強くしたのがOfficeです。

Word、Excel、PowerPointなどは現在でも世界中の企業や学校で利用されています。

文章を作るならWord、表計算ならExcel、プレゼン資料ならPowerPoint。この組み合わせが長年使われたことで、Microsoft製品は単なる人気ソフトを超えて、仕事をするための事実上の標準のような存在になりました。

Microsoft公式の沿革では、1986年にOfficeスイートの初期バージョンを発表したことが記録されています。Windowsの普及とともにOfficeも世界中へ広がり、Microsoftの巨大な収益源になっていきました。

ここで重要なのは、多くの人が使えば使うほどMicrosoft製品を使うメリットが大きくなることです。

社内資料がExcelで作られている。取引先からWordファイルが送られてくる。会議資料はPowerPointで作る。学校でもOfficeを使う。

自分だけ違うソフトウェアを使うと、互換性や操作方法の問題が出てきます。

この状態になると、他社のソフトウェアへ簡単には乗り換えられません。

現在のMicrosoftの強さにつながる「高いスイッチングコスト」は、WindowsとOfficeの時代からすでに形成されていました。

Microsoftもずっと勝ち続けてきたわけではない

現在のMicrosoftを見ると、50年以上ずっと順調に成長してきたように感じるかもしれません。しかし実際にはそうではありません。

2000年代に入ると、インターネット検索ではGoogleが急成長しました。そして2007年にはAppleがiPhoneを発売し、その後GoogleのAndroidと合わせてスマートフォン市場を支配していきます。

Microsoftも携帯電話市場へ挑戦しましたが、大きな成功を収めることはできませんでした。

Windows Phoneは最終的にスマートフォン市場で大きなシェアを獲得できず、Microsoftが取り込んだNokiaの携帯電話事業も期待通りの結果にはなりませんでした。

これはMicrosoftにとって非常に重要な失敗でした。

パソコンでは世界トップクラスだったMicrosoftが、次の巨大市場だったスマートフォンではAppleとGoogleに負けたのです。

しかしMicrosoftの強さは、ここでWindowsに固執しなかったことにあります。

次にMicrosoftが選んだ巨大市場がクラウドでした。

AzureがMicrosoftを再び成長企業へ変えた

クラウドでは、企業が自分たちで大量のサーバーを購入する必要がありません。

Microsoftなどが運営する巨大なデータセンターから、必要な計算能力、ストレージ、データベース、ネットワークなどを必要な分だけ利用できます。

そのMicrosoftのクラウドサービスがAzureです。

企業がWebサービスを動かす。社内システムを動かす。大量のデータを保存する。AIを利用する。その基盤としてAzureが使われれば、Microsoftには継続的に収益が入ります。

そしてMicrosoftの歴史で非常に重要なのが、2014年のSatya NadellaのCEO就任です。

NadellaはCEO就任前にMicrosoftのCloud and Enterprise部門を率い、Microsoftのクラウドインフラ拡大を進めていました。2014年2月、Microsoftの3代目CEOへ就任します。

Nadella時代のMicrosoftは、「Windowsを守る会社」から「クラウドと生産性を提供する会社」へ大きく変化しました。

Windows以外のOSやサービスとの連携も受け入れ、Azure、Microsoft 365、GitHubなどを中心にした会社へ変わっていきます。

過去の成功であるWindowsだけに固執せず、自分たちの会社そのものを作り変えたことが、Microsoft復活の大きな要因だったと言えるでしょう。

OfficeもMicrosoft 365へ変わった

Microsoftが変えたのはクラウドだけではありません。

Officeの販売方法そのものも大きく変わりました。

昔はOffice 2003、Office 2007、Office 2010など、新しいバージョンが登場するたびにソフトウェアを購入する方法が中心でした。

現在ではMicrosoft 365として、毎月または毎年料金を支払うサブスクリプション型サービスが中心になっています。

これはMicrosoftにとって非常に大きな変化です。

ソフトウェアを一度販売して、数年後に新しいバージョンを購入してもらうのを待つのではありません。利用者がMicrosoft 365を使い続ける限り、継続的に売上が発生します。

さらに現在のMicrosoft 365はWord、Excel、PowerPointだけではありません。Outlook、OneDrive、Teamsなどとつながり、Copilotも組み込まれています。

2026年10月時点のMicrosoft 365 Personalには、1TBのクラウドストレージやWord、Excel、PowerPoint、Outlookなどが含まれ、これらのデスクトップアプリではCopilotも利用できます。日本での公式価格は年額21,300円です。

昔のMicrosoftは「Officeというソフトを販売する会社」でした。

現在では「仕事をMicrosoftのサービス上で行ってもらう会社」へ変わっています。

LinkedIn、GitHub、Xboxまで巨大なサービスを持っている

Microsoftの強さはWindows、Office、Azureだけではありません。

2016年にはビジネスSNSのLinkedInを262億ドルで買収しました。LinkedInは世界中のビジネスパーソンや企業が利用する巨大な職業ネットワークであり、採用や広告などMicrosoftの企業向け事業とも相性の良いサービスです。

Microsoftはさらにソフトウェア開発者が利用するGitHubも傘下に持っています。

プログラムのソースコード管理や共同開発にGitHubを利用しているエンジニアは非常に多く、現在はGitHub CopilotによってAIを使ったプログラミング支援も広がっています。

そしてMicrosoftにはXboxがあります。

2023年にはActivision Blizzardの買収を完了し、Call of Duty、Warcraft、Overwatch、Candy Crushなど世界的に有名なゲームブランドもMicrosoftグループへ加わりました。

つまり現在のMicrosoftは、パソコン用OSだけの会社ではありません。

企業向けクラウド、仕事用ソフトウェア、開発プラットフォーム、ビジネスSNS、ゲームなど、さまざまな巨大サービスを持っています。

そして現在はAI企業へ変わりつつある

現在のMicrosoftを語る上で欠かせないのがAIです。

MicrosoftはCopilotをさまざまなサービスへ組み込んでいます。

Wordで文章を作る。Excelでデータを分析する。PowerPointで資料を作る。Teamsで会議内容を整理する。GitHubでプログラムを書く。Azure上で企業向けAIを動かす。

こうした既存サービスへAIを追加できることがMicrosoftの非常に大きな強みです。

新しいAIサービスをゼロから普及させる必要がありません。

すでに世界中の会社員がMicrosoft 365を使っています。企業がAzureを使っています。エンジニアがGitHubを使っています。

その巨大な顧客基盤へAIを提供できます。

2026年6月までのMicrosoftの年間売上高は3,318億ドルで、前年比18%増でした。営業利益は1,552億ドル、純利益は1,337億ドルです。Microsoft Cloudの年間売上も2,144億ドルまで拡大しています。

さらに2026年4月から6月だけでも売上高は900億ドルで前年比18%増。Azureなどクラウドサービスの売上は前年同期比43%増となりました。

これだけ巨大な会社になった後でも、高い成長を続けています。

Microsoftはなぜここまで強いのか

Microsoftが50年以上トップ企業であり続けられる最大の理由の一つは、企業の仕事そのものへ深く入り込んでいることです。

Windowsで仕事をする。Outlookでメールを送る。Teamsで会議する。Excelで数字を管理する。PowerPointで資料を作る。OneDriveやSharePointでファイルを共有する。そして企業システムをAzureで動かす。

会社全体がこの環境になった状態から、すべてを他社サービスへ変更するのは簡単ではありません。

既存ファイルとの互換性、社員教育、セキュリティ、アカウント管理、システム連携、取引先とのやり取りまで考える必要があります。

この高いスイッチングコストがMicrosoftの非常に大きな強みです。

Appleが個人ユーザーをiPhone、Mac、AirPods、Apple Watchなどのエコシステムへ取り込んでいる企業だとすれば、Microsoftは企業そのものを巨大なエコシステムへ取り込んでいる会社と考えると分かりやすいでしょう。

そしてもう一つ強いのが、収益源が非常に多いことです。

Windowsだけに依存している会社ではありません。

Azure、Microsoft 365、LinkedIn、GitHub、Dynamics、Xboxなどの巨大事業があります。

パソコン市場が不調でもクラウドが伸びるかもしれません。ゲーム事業が苦戦してもMicrosoft 365が成長する可能性があります。AIが普及すればCopilotをさまざまなサービスへ追加できます。

一つの大ヒット商品に依存しない事業構造が、Microsoftの安定した強さにつながっています。

Microsoft最大の強みは「過去の成功を捨てられたこと」

個人的にMicrosoftの歴史で特に面白いと思うのが、Windowsで大成功したにもかかわらず、Windowsだけの会社であり続けなかったことです。

Windowsは世界を代表するソフトウェアになりました。

普通なら、その成功を守ろうとするでしょう。

しかしスマートフォン市場でAppleやGoogleに負けた後、Microsoftはクラウドへ会社の軸を大きく動かしました。

Officeも売り切り型からMicrosoft 365へ変えました。

オープンソースとも距離を縮め、GitHubまで傘下に入れました。

そして現在はAIをMicrosoft 365、Azure、GitHubなどへ組み込んでいます。

MS-DOSの会社からWindowsの会社へ。

Windowsの会社からOfficeを含む企業向けソフトウェア会社へ。

そこからクラウド企業へ。

そして現在はAI企業へ。

50年以上同じ商品を売り続けて成長した会社ではありません。

環境が変化するたびにMicrosoft自身も変化してきました。

この「自分たちの過去の成功に固執しない能力」が、Microsoftが長期間世界トップクラスであり続けている大きな理由ではないでしょうか。

もちろんMicrosoftにもリスクはある

現在のMicrosoftは非常に強い企業ですが、将来も成長が保証されているわけではありません。

AzureにはAmazon AWSやGoogle Cloudという強力な競合がいます。

AIでもGoogle、Amazon、Anthropicなど多くの企業が競争しています。

さらにAIを動かすには大量のGPUやデータセンターが必要です。MicrosoftはAIインフラへ巨額の投資を続けており、設備投資が急速に増えています。

AI需要が期待ほど収益化できなければ、大規模な設備投資が利益率へ影響する可能性があります。実際、Microsoftは2026年4月から6月期について、Azureの拡大とAIインフラへの投資などによってクラウドの利益率が前年から低下したと説明しています。

サイバーセキュリティも大きな課題です。

政府、企業、学校など世界中の組織がMicrosoftのサービスを利用しているため、セキュリティ上の問題が発生した場合には非常に大きな影響があります。

また巨大企業であるため、各国の競争法や規制当局からも厳しく監視される立場です。

今強い企業が30年後も強いとは限りません。

Microsoftの歴史自体が、テクノロジー業界では主役が変わり続けることを教えてくれます。

Microsoft株を個別に買わなくてもオルカンで持てる

2026年9月30日時点で、MicrosoftはMSCI ACWIの3.52%を占める第3位の構成銘柄です。

オルカンを100万円保有している場合、指数構成比を単純に当てはめれば約3万5,200円。

500万円なら約17万6,000円。

1,000万円なら約35万2,000円分がMicrosoftに相当するイメージです。

Microsoft株を直接購入していなくても、オルカンを保有している人はすでにMicrosoftの成長へ投資しています。

そしてオルカンであれば、Microsoftが強い間はその成長を取り込むことができます。

反対にMicrosoftが衰退すれば構成比は自然に小さくなり、別の企業が成長すればその企業の比率が高くなります。

今のMicrosoftを持ちながら、将来Microsoftを追い越す企業も持つことができる。

これがオルカンの面白さです。

オルカンやS&P500を持っている人はMicrosoftを応援しよう

Microsoft株を直接保有していなくても、オルカンやS&P500を持っている人にとってMicrosoftは自分が投資している会社の一つです。

会社でWindowsを使う。Excelで資料を作る。PowerPointでプレゼンを作る。Teamsで会議する。OneDriveへファイルを保存する。エンジニアがGitHubを使う。企業のシステムがAzureで動く。

普段何気なく使っているサービスの多くがMicrosoftにつながっています。

Microsoftの売上や利益が増え、長期的に企業価値が成長すれば、インデックス投資家にとっても無関係ではありません。

Windows Updateに文句を言いたくなる日があったとしても、オルカンやS&P500を保有しているのであれば、Microsoftには今後も頑張ってもらいたいところです。

普段Excelを開いたときに、「これは自分が投資している会社の商品でもある」と考えてみると、インデックス投資が少し身近に感じられるかもしれません。

Microsoftの製品を実際に使ってみる

Microsoftは企業向けサービスが非常に大きい会社ですが、私たちが直接購入できる製品もあります。

代表的なのがMicrosoft 365とSurfaceです。

Microsoft 365

Microsoft 365 PersonalにはWord、Excel、PowerPoint、Outlookなどのアプリに加え、1TBのOneDriveクラウドストレージ、Microsoft Copilotなどが含まれています。2026年10月時点のMicrosoft公式価格は年額21,300円です。

仕事でOfficeを利用する人だけでなく、副業、ブログ運営、家計管理などさまざまな用途で利用できます。

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Surface Pro

Microsoft自身が開発しているWindows PCがSurfaceシリーズです。

Surface Proはキーボードを外せばタブレットとして利用でき、取り付ければノートPCとして利用できる2-in-1 PCです。2026年10月時点のMicrosoft公式サイトでは、12インチと13インチのSurface Proが展開されています。

Windows、Copilot、Microsoft 365を開発しているMicrosoft自身が設計するPCという点でも、Microsoftを代表する製品の一つです。

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Xbox

ゲームが好きな人ならXboxもMicrosoftを代表する製品です。

MicrosoftはXboxだけでなく、Activision Blizzardも傘下に持っているため、Call of Duty、Warcraft、Overwatchなど世界的に知られるゲームシリーズもMicrosoftグループの一部になっています。

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まとめ MicrosoftはWindowsの会社からクラウド・AI企業へ進化した

Microsoftは1975年、小さなソフトウェア会社としてスタートしました。

1981年にIBM PCへMS-DOSが採用されたことでOS企業として急成長し、その後Windowsによって世界中のパソコンへ入り込みました。Word、Excel、PowerPointなどのOffice製品も広がり、Microsoftは企業の仕事そのものを支える会社になっていきました。

しかし、Microsoftもすべての市場で勝ったわけではありません。

インターネット検索ではGoogleが成長し、スマートフォンではAppleとGoogleに大きく遅れました。

それでもMicrosoftはWindowsだけに固執しませんでした。

Azureによってクラウド企業へ変わり、OfficeをMicrosoft 365へ転換しました。LinkedInやGitHubを取り込み、XboxやActivision Blizzardによってゲーム事業も拡大しました。そして現在はCopilotをMicrosoft 365、Azure、GitHubなどへ組み込み、AI企業へ進化しようとしています。

2026年度の年間売上高は3,318億ドル、純利益は1,337億ドル。Microsoft Cloudの年間売上高も2,144億ドルに達しています。

Microsoftが強い理由は、Windowsが世界中で使われているからだけではありません。

世界中の企業が簡単には離れられない巨大なソフトウェアエコシステムがあります。Microsoft 365による継続収益があります。Azureという巨大クラウドがあります。LinkedIn、GitHub、Xboxなど複数のプラットフォームがあります。そして新しいAI技術を、すでに存在する巨大なサービス群へ一気に展開できます。

さらにMicrosoftは50年以上にわたって、自分たちの会社そのものを変え続けてきました。

MS-DOSからWindowsへ。

WindowsからOfficeへ。

そこからAzureとMicrosoft 365へ。

そして現在はAIへ。

過去の成功を守るだけではなく、次の市場へ移動できることがMicrosoftの本当の強さなのかもしれません。

もちろん30年後もMicrosoftが世界トップ企業である保証はありません。

しかし、それで構いません。

オルカンならMicrosoftが強い間はMicrosoftを保有し、将来Microsoftを超える企業が登場すれば、その会社も持つことになります。

2026年9月末現在、MSCI ACWIの上位にはNVIDIA、Apple、Microsoft、Amazonといった世界を代表する企業が並んでいます。

今の勝者を持ちながら、未来の勝者も持つ。

これがオルカンの面白さです。

そしてMicrosoftは、私たちが日常的に商品やサービスへ触れる機会が非常に多い企業でもあります。

Windowsを使う。Excelを使う。Teamsを使う。Surfaceを使う。企業ではAzureを利用する。

そのたびに、「これは自分がオルカンやS&P500を通じて投資している会社の商品なんだ」と考えてみると、世界への投資がより身近に感じられるのではないでしょうか。

オルカンやS&P500を保有している人なら、株主の一人としてこれからもMicrosoftを応援していきましょう。

※MSCI ACWIの構成比は2026年9月30日時点のMSCI公式情報を使用しています。

※Microsoftの業績は2026年6月30日までの2026年度決算を参照しています。

※Microsoft 365やSurfaceなどの価格、仕様、サービス内容は変更される場合があります。購入前にMicrosoft公式サイトや販売ページで最新情報をご確認ください。

※本記事は投資に関する一般的な情報提供を目的としており、Microsoft株、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、S&P500連動商品など特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。

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